「兎の目」

2011/09/12(Mon)



この本は、読み進むにつれて気持ちが優しくなっていく。この思いは何だろう・・・考えてみた。これはきっと人に対する時間の使い方の違いなのだと思う。この物語に出てくる子供も大人も皆、相手の事を思いたっぷりと時間を使う。今、自分はそんな事が出来ているのだろうか・・・反省。人の事を思う人々の交流はやさしい。その事に改めて気づかされた一冊である。

*灰谷 健次郎著 角川文庫 1999

No.225

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